ベルサイユ宮殿にも行ってきました。パリのすぐ西にあります。
但し郊外なので少し風が強く気温も低めです。
休日なので人だかり。
ヨーロッパ各地から見物人がたくさん来ていました。
最近増えたのは中国(大陸)の人たちです。
この位置あたりで、特別に許可された人以外は下車になったそうです。
ルイ14世在位中から、見学が自由だったそうでこれも驚きです。
ただし、貴族の格好をしていなければいけなかったので、貸衣装屋が宮殿の前にあったと、記録されています。
当時は屋根は金、壁はもっと赤かったと言われています。

それでは、宮殿の中に入ってみます。
セキュリティチェックがありますので、お忘れなく。但し日本と違ってブザーなど鳴っても通り過ぎて可です。
怪しいときだけ呼び止められます。

いきなり広がる大広間です。
とにかく最高のものを作るというのはこういうことをいうのでしょうか。
そしてここが、礼拝堂です。
ただし、これは王室だけの専用のものです。
当時は、王室付けの司祭がミサを行いました。付き添いの貴族が、王を取り囲むように壁にはりつくように儀式を見守ったそうです。
つまり、彼らは神に背を向けていたわけですから、どれくらい国王絶対だったかお分かりいただけると思います。
ベルサイユ宮殿には惑星などの名前がついた部屋があり、それぞれ居間や寝室、あるいは、食事やゲームの部屋に使われています。ここでは主に天井の絵画をコレクションしています。

←鏡の間はあいにく工事中でした。
ここは、当時イタリアでしか作られていなかった鏡を、
フランスで作成させふんだんに使用したところです。
当時の鏡はガラスの裏に銀箔を張ったものだったので、今では、劣化して黒ずんでいますが当時はもっと輝いて美しかったでしょう。

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