その人は、行き先も決めずあてのない旅に出たのでした。 *「お前のHPはテキストが少ない。写真ばっか。」 「・・・だって書くことないもん。だいたい旅行とか言ってもワンパターンだし、そう滅多に面白いことなんか起こらないし・・・じゃあ一度あてのない旅に出てみようかな。」 まあ、こんなのがきっかけ。 本当にどこに行くかも決めず、旅人となって東京駅に来ました。さてどうなるやら・・・。 とりあえず、新幹線に乗ってしまうと考えるまもなくあっという間に終点についてしまうので、ドン行に乗ってみようかな・・・。ちょうど春休み青春18きっぷが発売中。このきっぷ、ドン行なら一日どこまでも乗り放題。あてのない旅にはぴったり。 第1回 東海道線をひた走り (東京〜高松) 第2回 四国山脈を越えて (高松〜高知) 第3回 四国の西の果て宿毛へ (高知〜宿毛) 第4回 西海の海岸線を行く (宿毛〜松山) 第5回 瀬戸内を横断して西の都へ (松山〜大阪) 第6回 混乱続きの東海道 (大阪〜東京) 高松は、昔は阪神方面にフェリーが出ていて(今でもあるけど)賑わってたらしいですが、今は関西方面へはバスが主流。 高松から先は、ドン行電車がすごく少ない。昨日は、東海道線など都会だったので1日で700キロ以上移動出来たが、田舎は乗り継ぎの時間が1時間以上あったりするなど便が悪すぎて1日で200キロ動けるかも怪しい。 昨日は、11000円運賃がかかるところを2300円で来れたが、今日は元を取れるかも怪しい。 そういうわけで、バスで移動する。とりあえず高知まで。運賃3300円。
さて、さて、まだまだ西へ進みます。 この先も、やはりドン行列車は一日何本も運転していない。 しかも窪川より先は、土佐くろしお鉄道と言う第三セクターになってしまうので、青春18きっぷは使えない。 なにか、お得なきっぷは無いかなあと思っていたらありました。 「四万十・宇和海フリーきっぷ」 4800円 このきっぷは、高知〜宿毛までの特急列車と宿毛〜宇和島までのバス、宇和島〜松山までの特急列車を利用できる。フリー区間内は乗り降り自由。 ちなみに普通にこのルートで松山まで行くだけで1万円近くかかるので、とってもお得。 ただ、このきっぷ存在をほとんど知られていなくて、駅員さんも発券の仕方が良く分からず、わざわざ奥の書類棚から資料を持ってきて調べてもらったのでした。
今日の宿泊客は、自分ひとり。
だるま夕日が見られる季節も終わったとはいえ、ちょっと・・・。 一人で、広い食堂で食事するのは何か、悪いことしている気分。 そしてもっと悪いと思ったのは自分だけのために大浴場まで沸かしてくれていたこと。 自分の部屋もツインでバスつきなのにかなり、迷惑したんじゃないかな・・・と思いました。 そして翌朝、朝食のとき、やはりここでも一人で食事。 丸干しや玉子焼きなど一通りのメニューにお櫃いっぱいのご飯。 一膳だけで結構でございますのに、あまりに多いお櫃「う〜ん」と思いながらも、2膳食べるのでした。 それでもかなり残してしまいました。ごめんなさい。 さて、10時46分のバスが駅前から出るということを前日確認してきたので10時まで目いっぱい部屋を使わせてもらいチェックアウト、駅に向かいました。 それでも、まだ40分くらいありました。
四万十・宇和島フリーきっぷの有効区間は、松山駅。 ここから先は、どうしようかと時刻表を見てみる。 15時30分の大阪行きというバスがある。運賃は6700円。20時30分くらいに大阪に着くようだ。 14時49分発の観音寺行きのドン行列車に乗ると、高松行きに接続することがわかった。 これでも当日中に大阪まで行けるみたい。 松山から大阪だと6000円くらい、(学割なら5000円くらい)なので、18きっぷのお得度合いは、かなり低めだけど、使わないでいたら有効期間中に5枚目まで使い切らない。 というわけで、2枚目の18きっぷを使うためドン行に決定。
大阪で2泊。 1泊目は、風邪で動けず治療に専念。 2泊目からスタートです。とりあえず、時刻表を見てみるとちょうど接続のよい電車が見つかったので、ドン行で東に向かうことにしました。 当初は例のぷらっとこだまグリーンきっぷという超格安きっぷで帰ろうとしたのですが、ここは根性です。 ☆今回乗る電車 第1ランナー○新大阪〜野洲(快速) 第2ランナー○野洲〜米原(新快速)
第3ランナー○米原〜浜松(特別快速) 第4ランナー○浜松〜静岡(各駅停車) 第5ランナー○静岡〜熱海(各駅停車) 第6ランナー○熱海〜東京(各駅停車) 大阪で昼過ぎまで用事があったので、14時過ぎの快速電車へ。これでも東京に23時に着きます。
・荷物の多い一人旅は結構きつい。 出来れば荷物の見張りなどしてくれる友人と行きたい。 ・とにかく単調かつ退屈。 早めに近場の人とお友達になりましょう。面白い話が聞けるかもしれない。 ・食料の確保は早めに。 下手をすれば朝から晩まで何も無いなどということもありえます。 トイレの用意は周到に。 車掌さんにトイレに止まる時間や場所を確かめておこう。 で、これで旅が終わりかといえばとんでもない。 まだ、連打で参りますよ! MyページTOPへ |