2006年3月5日〜7日
今回は朝6時30分発の始発で北海道入り。
とにかくこの便は運賃が安い。

さすがに安いだけあって飛行機はブリッジ接続ではなくバス。
今回のANA4711便はAIR DOとのコードシェア。
AIR DOの機材で運航。

早朝の便なのにかなりの混雑。
AIR DOの飛行機に乗るのはこれが初めて。
実はマイレージのことばかり考えてスカイマークもその他の後発会社も搭乗したことが無い。

「バスで沖留めの飛行機へ移動なんて・・・」
・・・と言割れそうだが、飛行機が間近に見られるので結構面白い。

特に右端の飛行機はANAカーゴのB767-300F(貨物機)
東京〜佐賀を飛んでいる。旅客機ではないのでターミナルには近寄らない。こんな飛行機が見られたりするのもバスならでは。
そして、空へ。
AIR DOの機材はオールエコノミークラスで運航。

B767は好きな飛行機だ。エコノミーで乗るなら一番良い。次がA321かな?
2-3-2の座席配置で大きな飛行機ではないがそんなにきついとは感じない。
むしろジャンボに満席と言うほうが精神的につらい。

AIR DOには男性の客室乗務員もいる。ANAではほとんど見たことがない(国際線も含めて)。
青森県上空を飛行中。
そろそろ降下を始める。出発して約一時間。北海道は直線で飛ぶとそんなに遠くはない。

右下に見える滑走路は三沢空港。
そして、千歳空港へ。

レンタカー会社で車を借りる。今回選んだレンタカー会社は千歳空港から車で15分ほど離れているが値段は格安。ちょっと中心部から離れているが千歳東インター間近。
千歳東インターから高速へ入り道東を目指す。高速はすれ違う車もほとんどなくがらんとしていた。
高速は夕張の手前まで。あとは一般道。国道274号線を東に進む。

日高町の道の駅で一休み。この先は難所日勝峠が控えている。

道の駅を出発。街を出るとすぐに峠。
雪もだんだん多くなってきた。路肩の雪もだんだん高くなってきた。
ここが峠の10合目。
あとは下るだけ。

ただし、道の駅にも注意があったがこの道は事故が多いらしい、
北海道の道路は道が良いので気が付くとすぐに1▲0キロくらいは出てしまう。
かといって速度厳守すると周りの流れに乗れずこれも却って危険。
悩むところ。
そして帯広市内へ。
帯広は2年ぶりくらい。今回は通過するだけ。
音更ICから再び道東道に乗り更に東を目指す。
道東道の終点が足寄。
ここは松山千春と鈴木宗雄の出身地として、また日本一大きな町として有名。

そしてふるさと銀河線という日本最長の第3セクター路線の通る町としても知られている。

足寄駅は道の駅とも共用になっていて松山千春ミュージアムも併設されており立派なつくりだ。
暖房が効いた足寄駅の中にて。
何人か待合室にいたので、時刻表を見てみた。
もうすぐ池田行きの列車が来るみたいだ。せっかくだから列車が来るまで居ることにする。

売店で地元のパン屋さんで作られたカレーパンを二個買い、食べながら駅の中を歩いてみた。
(なかなかおいしい)
地元の小学生がちほく線の列車を書いた絵。
実はこの路線、4月に廃止されることになっている。
他にも、列車に関する色々なイベントのポスターがあちこちに。
なんとか存続させたいという地元の思いがあちこちに見られた。
駅舎から出てみる。
今日は思ったほど寒くない。ガランとした駅構内。
本当に列車はやってくるのかと不安になるような静けさ。
足寄駅の案内板。
足寄駅は近代的で大きな駅だが周囲はすぐにローカル駅で乗り降りもほとんどない。
そして定刻に列車がやってきました。
こんなところでも、山手線でも時刻どおり電車がやってくるのは日本のすごいところ。
足早に乗り込む乗客たち。
汽笛を一声して駅を離れていきました。

たぶん二度とこの列車とも会うことはないのでしょう。
駅には、ちほく線に関するグッズがたくさん売られていました。記念に何かと思ったけどしかし日曜日は駅の事務室が休みらしくなにも買えない。
足寄をあとに阿寒湖方面に向けて山岳地帯へと入っていく。
途中でエゾシカの群れが・・・

ここ数日暖かったので木の芽を食べに降りてきたのでしょう。
慌てて車を止めて鹿に近づく。
警戒しながらも何とかこちらを見てくれました。
そして阿寒を越えて更に東へl。
阿寒富士の写真。日も傾き始めてきた。
ここは、ペンケトー。
この位置から見ると北海道の形に見える。
そして神秘の湖、摩周湖へ。
今は冬なので全面凍結している。凍っている摩周湖はこれが初めて。
北国の夕暮れは本当に速い。
16時には日没を迎える。

今日は速めに引き上げて屈斜路湖プリンスホテルを目指す。ここは12月にも泊まったところ。
場所が分かっていたので迷うこともないだろうと今回も同じホテルにした。
ホテルに入ると「近くの温泉の案内」というものがあった。
その中でも「三香温泉」というところに惹かれ行ってみることに。
ホテルから車で5分くらいらしい。

途中道に迷って15分くらいかかったが、何とかたどり着いた。
湖のほとりの行き止まりにある温泉だ。宿泊もできるらしい。
建物に入ると、そこは母屋だけで風呂に入るにはさらに雪を掻き分け離れに行かなければいけない。
入浴料400円を支払って外へ出て行く。
完全な露天風呂。お客は少なくいても地元の人。
「雪に気をつけなよ〜」とおじさんに言われる。確かに天井から雪がずり落ちてきそうになっていた。
単純泉だがよく温まる。


温泉は4つに仕切られていて源泉から離れるほどぬるくなる。3番目か2番目あたりがお勧め。
1時間ほど温泉に滞在後、ホテルへ帰る。
今回もバイキングへ。3500円。
今日の移動距離は450キロ。
少し栄養をつけておかないと。今日の走行距離450キロ。
まだ明日が控えている。

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