さてさて、また今回、ペ・ヨンジュン氏が来日しました。
今回は、映画「四月の雪」試写会の舞台挨拶のため。

有楽町駅前の東京国際フォーラムは、午前中からおばさんたちが詰め掛けてパニック状態。一般の通行者が通行不能になるような事態なまでに。黒塗りの高級車が通るものな「わーっと」おばさんが詰め寄っていき、人違いだとわかると「なーんだ」という感じで去っていく。車の主も普段は高いステイタスがあるだろうから、気の毒に。

そして、午後に突入すると興奮は最高潮に…。
東京国際フォーラム前。
午後5時過ぎ、パトカーに先導された高級車の車列が通ると「キャーーーー!!」という悲鳴のような声援が・・・

「俺ならタクシーでやってきて、正門から人ごみにまぎれて入るなぁ」とか思ってたら・・・

案の定、これは影武者。
当人は堂々と正門から人ごみに紛れ込んで入ってきたのでした。
5000人の「選ばれた人たち」
看板前で記念撮影。

これも招待者と一般の当選者がいる。
一般の当選者は女性誌の懸賞に応募した人たち。

招待者は主に芸能人「高木ブー夫妻」や「東海林のり子」「上原さくら」などもいる。あとは我々。
最前列から見た会場。
まだ人が入りきっていない状態。最終的には2階席から人が落ちてきそうなところまでになる。
この人は、確かニッポン放送のアナウンサーのはず・・・
しかし、ペ・ヨンジュン人気でゴテゴテ状態。

しきりに会場のファンに注意する。
「撮影禁止」
「立ち上がる行為禁止」

そして・・・
ソン・イェジンさんとホ・ジノ監督が舞台に・・・。
「キャーーー!!」というファンの悲鳴。
そして、ぺ・ヨンジュン氏が最後に登場。
我々には最初からどのように出てくるか、知らされていたので混乱は無いのだが・・・

会場は悲鳴とともに、半立ち姿のオバサンたち。

あちこちから、注意する係員とそれに対し罵声を上げるオバサンの声が・・・
そして、オバサンたちは強攻策に出る。
なんと、撮影禁止にもかかわらず携帯電話のカメラや小型デジカメ、ハンディカムなどをいっせいに向けて撮影を始める。
その様子が暗い舞台席ではまるでホタルのように、招待者席からは見えるのだ。

注意して周る係員、そして再度喚起する司会者。
しかし、オバハンたちはやめようとしない。
さらに、ペ・ヨンジュン氏がマイクを取るとオバサンたちから、悲鳴が上がる。

そして撮影許可を受けている招待者に、「態度がでかいんだよ!!」「何で私たちには撮らせないの!!!」しまいには、ちょっとここでは書けないような罵声まで登場する。
ペ・ヨンジュン氏が日本語がよくわからないとしても、罵声はやはり不愉快な言葉として彼の耳に届いたはず・・・
ヨン様もかわいそうだなと思った。
ケガ人まで出る騒ぎになり、日本の男には仇呼ばわりされて、さらにモラルの無いおばさんファンに取り囲まれては毎度このとおりである。

自分は彼女達のような熱心なファンではないが、ヨン様の気持ちは複雑な気持ちは分かるような気がした。

ヨン様写真館(撮影:Yoshikazu Hiromitsu)

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